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ライブハウスの衰退

ライブハウスの衰退ライブハウスの衰退が止まらない。どうしてこんな事になってしまったのだろう。しかも、この現象が始まったのは最近の事ではない。

実際の統計も何も分からないので、あくまで僕の感覚的なものだが、1990年前後くらいからそれは始まってた様に感じている。丁度、バンドブームの末期くらいだろうか。

老舗と言われたライブハウスや、各地域でアマチュアバンドの憧れの存在であった様なハイレベルな箱が、徐々に閉店を始めたのは。(※箱とはライブハウスの俗称)

当時、僕が出演していたライブハウスの大半が今はない。

それより、ずっと昔の話。ライブハウスは理想で経営されてる事が多かったと聞く。例えば、ライブハウスのブッキングマネージャーや経営者がいいと思ったバンドは、例えお客さんが少なくても出演させる。そして、売れるまで徹底的にバンドを可愛がって大事にする。何度となく、そんな時代だったと聞いた。

しかし、理想だけで飯を食う事はやはり叶わず、たくさんのライブハウスが潰れたとも聞いた。その影響があったのかなかったのか、80年代のバンドブームの頃には、あまりに極端にビジネスライクに経営をする箱がかなり増えた様に思える。

出演するバンド側から見える部分で言うと、僕達がライブハウスに出演を始めた頃は、チャージバック制を採用してる箱が多かった。それが、80年代のバンドブームの途中くらいからだろうか?

チケットバック制が増え始めたのは。チャージバックとは、店がチャージ制を採用してて、入ったお客さんから頂いたチャージを店と出演バンドで分けると言うシステムで、特にノルマはなかった。

その分、箱側にはリスクが大きく、毎回、集客努力もせずお客さんも増えないバンドには、店から辛口のコメントが入ったり渋い顔をされたりはしたものだが。

チケットバックとは、ノルマを決めてバンドにチケットを買い取らせる制度の事で、その中からバンドの取り分が出演バンドにバックされるやり方で、ライブハウス側は最低限の売り上げは確保される。こういう明確な違いがある。

今は、チャージバック制を採用してる箱はほとんどなくなったが、いまだにいくつか、ある事はある。その箱に集客能力もない、自己都合しか考えない様な、箱の色と全然違うバンドが大挙して押し掛けても迷惑がかかるので、その店の情報は伏せておく。

大昔は、皆が理想で経営してビジネスよりバンドを大事にしすぎて、次々に失敗。

そして、次には、バンドをないがしろにして、ビジネスライクにやりすぎて、今、苦境立たされているライブハウス業界。

90年代以降はどこも、リスクは全てバンドに背負わせて、バンドを食い物にした結果、今であるという、まさに、必然としか思えない状況が今のライブハウスの氷河期なのだろう。

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