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「家ニュー」編集室

雑学  

意外と身近にある建築用語

意外と身近にある建築用語今回は、身近にある建築用語というテーマで、みなさんにも馴染みの深い言葉に着目して、その中から何点かご紹介したいと思います。なんとなく「意味」は知っていても案外その語源は知らないもんですよね。

「しのぎを削る」
この「しのぎ」とは漢字で「鎬」と書き、刀の鍔元(つばもと)から切っ先までの稜(りよう)を高くした部分の事ですが、屋根の骨組みの頂部に用いられる棟木の様に、山形に削った形を示します。

このことから「しのぎを削る」とは、両側を等しい傾斜に削るという意味で、片方を多く削ってしまうと反対側を更に削らなければならない事から、両者が激しく争っている事指す様になったそうです。

「らちがあかない」
この「らちがあかない」とは漢字で「埒が明かない」と書き、その「埒」とは、かこいやしきり、特に馬場の周囲の柵(かこい)のことを指します。

このことわざの由来には諸説があるようで、ひとつは加茂の競べ馬(くらべうま)で、柵が外されるのを待ちわびた一般客が言った言葉からとする説や春日大社の祭礼で、金春太夫(こんばるだゆう)が祝詞を読み終わるまで神輿の柵が開かず、一般人が中に入れなかったことからとする説がありますが、総じて
「事態が進展しない。問題が解決しない。」という使われ方になったようです。

「こはかすがい」
この「かすがい」とは漢字で「鎹」と書き、その「鎹」とは、材木と材木とをつなぎとめる為に打ち込む、コの字に両端の曲がった大きな釘のことを指します。

喧嘩して仲が悪くなった夫婦でも、「でもこの子の将来を思うと・・・」と思い返したり、子供が生まれた時のことなどを思い出したり、それにより夫婦関係が修復されたり、という様に、子供に対する愛情がかすがいになって、夫婦の間が融和され、夫婦の絆がつなぎ保たれるたりする、という意味で使われるようになったそうです。

今回はスペースの関係で3つだけの紹介となりましたが、「結構」・「ひのき舞台」・「コケラ落とし」・「几帳面」・「羽目をはずす」・「ぼんくら」など、建築用語を語源とした言葉はまだまだ沢山あります。

やはり昔から、それだけ住宅・建築というものが人々の生活に密着していたという証ですね。また興味をもたれた方は、是非調べてみてください^^

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