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第5回 床の間は展示スペース

昭和女子です以前、私が某新聞の広告で書かせていただいた文章を一部、引用します。

――和室のかたちのなかでも、「床の間」は、掛け軸や美術品、あるいは四季折々の草花を飾る“展示スペース”として日本独自の発展をしてきました。

床の間のルーツには諸説ありますが、室町時代初期までは唐物の掛け軸や花器、香炉などの工芸品を室内に飾ることが上流社会の人々の間で流行していたようです。
その後、今日の日本家屋のもととなる武家住宅(書院造)が成立し、室内に畳が敷かれるようになり、掛け軸の下に飾り道具を置く「押板」というものが生まれ、それがつくり付けの床の間になったといわれています。
床の間は畳よりも一段高くつくられ、座敷の中でも一番重要な場所となりました。今も床の間に近いほうを「上座」、出入口に近いほうを「下座」と呼ぶのもその名残でしょう。
床の間に飾る掛けものや生け花は家々の心を映し、特別な静けさを伴ったひとつの空間が生まれます。その前に座ると、なぜか心が無になり、穏やかになっていく……。
和室は来客をもてなすハレの場であると同時に、自分と向き合う場でもあるのかもしれません――

 

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