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【マイナンバー】「うちも来ないよ」…特に遅れが目立つ九州

<マイナンバー>「うちも来ないよ」…特に遅れが目立つ九州◆鹿児島5%、大分は11% 政府目標の11月に完了せず
国内の全ての人に12桁の番号を割り振るマイナンバー制度を巡り、個人番号を知らせる通知カードの配達は政府が目標とした11月で完了せず、一部で12月にずれ込む見通しとなった。カードの印刷や郵便局への搬入作業が遅れ、誤配が相次いで配達作業も慎重に行われているためだ。九州で特に遅れが目立ち、自治体の担当者からは今後の事務作業などへの影響を懸念する声が上がっている。

通知カードは各市区町村から寄せられた住民の情報を基に、地方公共団体情報システム機構(東京都千代田区)が作成し、国立印刷局で印刷している。印刷が出来次第、自治体ごとにまとめて各地の郵便局へ搬入し、全国の約5672万世帯へ簡易書留で配達する。

機構がホームページで公表する市区町村ごとの郵便局への搬入状況を見ると、15日現在で北海道で100%、関東地方も82%で搬入が終わった。一方で近畿地方は36%、九州・沖縄は37%で遅れが目立つ。特に九州7県は、65%の市町村で搬入が終わった佐賀県と47%の福岡県以外は31%以下にとどまる。

機構は「地域ごとに印刷工程のラインを決めている。他の印刷業務との関係で、ラインによって進み具合に差が出た」と説明する。

総務省によると、印刷作業や郵便局への搬入は22日ごろには完了する見込み。しかし、郵便局への搬入から配達の完了まで最大で20日程度かかる。さらに各地で配達ミスが相次いだことから、一部では配達に慎重を期すため、20日以上かかるケースも出ている。

こうした事態に困惑するのが、住民に「11月中の配達」と説明してきた自治体側だ。12日に城南区で搬入が始まった福岡市は、マイナンバーに関するコールセンターの休日対応を12月20日まで延長することを決定。熊本市もホームページ上で「12月上旬にかけて郵送」と説明を変えるなど対応に追われている。

マイナンバーが税や社会保障の手続きで実際に必要になるのは来年1月以降だが、一部の企業では今年の年末調整に合わせて従業員の番号を収集することが予想されるという。

福岡市の担当者は「配達が遅れると自分のカードは大丈夫かと不安に思う市民も出てくるのでは」と危惧する。【前谷宏】

◆マイナンバー通知カードの搬入が完了した自治体の割合 (15日現在)
北海道  100%
東 北   90%
関 東   82%
中 部   57%
近 畿   36%
中 国   50%
四 国   99%
九州沖縄  37%

福岡   47%
佐賀   65%
長崎   14%
熊本   31%
大分   11%
宮崎   31%
鹿児島   5%
沖縄   71%

※地方公共団体情報システム機構の情報を基に作成。政令市は区ごとの集計。

 

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