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減らない迷惑119番、「安易な要請」2600件 救急出動7万件を突破 福岡市

減らない迷惑119番、「安易な要請」2600件 救急出動7万件を突破 福岡市福岡市の救急出動件数は2014年に7万968件となり、初めて7万件を突破した。市消防局によると、高齢化や人口増が背景にあるという。不要不急の119番通報も増え、タクシー代わりに救急車を呼ぶ悪質なケースも。13日の市議会決算特別委員会で、飯盛利康市議(自民)は「緊急性のある人への対応が遅れ、救命効果の低下が危惧される」と指摘した。

市消防局の災害救急指令センター(中央区舞鶴)。「明日の朝、病院までお願いします」。高齢者からの119番は、救急車の“予約”だった。翌朝にも同様の電話がかかった。「自分自身で本当に行けないのか何度も尋ねた。本当に困る」と担当者は話す。

「救急車は無料?」「病院で待たずに診てもらえるのか?」などの問い合わせもあり、指令センターは頭を痛めている。市消防局によると、現場に到着した隊員が「安易な要請」と判断した事例は14年に約2600件に上った。

安易な要請は、看過できない影響をもたらす。119番を受けて現場に到着するまでの平均時間は10年に6分20秒と政令市でトップだったが、14年は6分35秒となり、2位の京都市に並ばれた。

もちろん、脳卒中や心疾患など1分1秒が生死を分ける症例もある。同局救急課も判断が難しいケースは「とにかく119番をしてほしい」としている。通報内容を聞き、緊急性がないと判断した場合は、タクシーや自家用車で医療機関に行くよう呼びかけている。

指令センターへの通報内容はさまざま。「指を切って血が止まらない」「友人が飲み過ぎて起き上がらない」。たしかに素人では判断が難しいケースもあるだろう。ただし、安易な要請が増え続けると、自分や家族のもしもの時に悲劇を生みかねないことを、誰もが頭に置いておくべきだ。=2015/10/14付 西日本新聞朝刊=

 

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