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子育てしやすい住まいの間取りってどんなものでしょう?

子育てしやすい住まいの間取りってどんなものでしょう?

◆子育てしやすい住まいの間取りってどんなものでしょう?

家づくりと切っても切れない関係のあるものの中で、代表的はものに子育てがあるのではないでしょうか?

近年はDNKSなど、お子さんを持たれないご夫婦も増えてきましたが、まだまだ少数であるかと思います。

ここでは様々なサイトで公表されている子育てについてのアンケートを元に、「親側からの視点」そして「子ども側の視点」から「子育てしやすい住まいの間取り」を考えてみたいと思います。

 

◆親から見た子育てについてのアンケート

※引用
Q1.子育てで力を入れているのはどんなことですか?(複数回答)
生活習慣を身につけることや他者への思いやりをもつことです。

調査によると、「基本の生活習慣を身につけること」「他人への思いやりをもつこと」「社会のマナーやルールを身につけること」が上位にランキングされました。

このことから、現代のママの子育て志向は、人間関係づくりやあいさつ、お手伝いなどの基本生活習慣の形成を重視していることがわかります。

また、「興味や関心を広げること」も高い数値がでています。子どもが成長するうえで大切なステップと考えているようです。

Q2.家族のコミュニケーションで大切にしているのはどんなことですか?(複数回答)
日々のきちんとしたあいさつやスキンシップなどです。

ママが大切にしているコミュニケーションについて聞いてみたところ、もっとも多かったのは「きちんとあいさつする」こと。「おはよう」や「行ってきます」など、普段のなにげない声掛けが、コミュニケーションを図るうえで、重要視されています。

次に高い数値を示したのが、「子どもとのスキンシップ」でした。愛情を確かめ合うために、心のふれ合いだけではなく、スキンシップも欠かせないと考えているようです。
※ここまで

ここから読み取れるのは、親は子どもに「コミュニケーションのとれる子になってほしい」ということではないでしょうか?

その子どものコミュニケーション能力を「生活の中で自然に高めていける」というのは理想中の理想ですよね。

それには、やはり子ども時代に、もっとも多くの時間を過ごすであろう「家での過ごし方」が非常に大事になることは火を見るより明らかです。

いつでも家族の気配を感じながら、お母さんがいそがしいときは積極的にお手伝いしたり、兄弟姉妹のお世話をしたり、勉強を教えたり教えてもらったり、喧嘩をしたり仲直りをしたり、感謝の気持ちを示すこと、謝罪の気持ちを示すことなど、生きていく上で必要なコミュニケーションの大半は、家族とのコミュニケーションから培われるものが多いのではないでしょうか?

 

◆子どもの好きな部屋のアンケート

まずは親側へのアンケート結果、
Q.住まいの中で、子どもが過ごす場所として想定した部屋?
1位:「子供部屋」が59%
2位:「リビング・ダイニング」19%

次に子ども側へのアンケート結果、
Q.住まいの中で、子どもが気に入っている部屋は?
1位は「リビング・ダイニング」88.5%
2位が「子ども部屋」26.9%

このように、事前の計画とはうらはらに、子どもにとって過ごしたい部屋とは、自分の部屋ではなく、みんなの気配を感じることができ、家族と一緒に過ごすことができる「リビング・ダイニング」です。

奇しくも、親の望んでいる「子どもがコミュケーションについての学びをもっと得やすい場所」を、子どもは自ずと望んでいることがはっきりわかります。

この度は、気軽に家族が集まれる空間のある家づくり、その中で自然に会話が生まれ、相手の気持ちを思いやるようになっていく。そんな住まいが理想的だと仮定してお話を進めていきます。

 

◆子育てしやすいリビング・ダイニングのプランアイデア

多くの子どもがお気に入りの場所であると回答している「リビング・ダイニング」!ここのプランの中でも最も重要なポイントと言っていいでしょう。

家族みんなが気軽に集まれ、子どももすこやかに成長できるようなリビング・ダイニングのプランのアイデアを考えていきましょう。

●オープンキッチンのあるリビングダイニング
オープンキッチンは、家事をしながら子どもを見守りやすい安心の持てるプランであると言えます。特にお子さんの小さいときには、この点を気にするご両親も多いのではないでしょうか。

オープンなプランは、子どもも親もお互いの気配を感じながら過ごすことができ、オープンキッチンでは、親子一緒に料理をしやすいというメリットもあり、料理や後片付けを通じて、協力することや気配りや大切さも学んでいけるのではないでしょうか?

●吹き抜けのあるリビング・ダイニング
このプランの特徴的なところは、違うフロア(階)にいても、吹き抜けにより人の気配をさりげなく感じることのできるプランです。

子ども部屋を吹き抜けに隣接させれば、個室にいてもお互いの気配を感じながら過ごすことができます。

●スタディコーナー・ユーティリティーコーナーのあるプラン
リビング・ダイニングの近くや吹抜けに面した通路にスタディコーナー・ユーティリティーコーナーを設けるプランです。

吹き抜けでリビング・ダイニングと繋がったスペースを設けることで、何かを作業しながらでも家族同士の気配を感じやすく、声をかけ合いやすいのがメリットかと思います。

親子共有のスタディコーナーで一緒に学んだり、親が仕事や勉強をする姿を見せることは、子どもの知的好奇心を広げるきっかけになるでしょう。

子どもが小さいうちは子ども部屋ではなく、教科書などの学用品をこのスペースに収納し、そこで勉強するようにするのもよいと思います。

●2Fへの怪談をリビングに??
計画の中で子ども部屋を2階に考えるご家族も多いのではないかと思います。

その階段をリビング・ダイニングの中に設けることで、子どもと顔を合わせる機会が自然に増えることを狙ったプランです。

外出・帰宅時には必ずリビングを通ることになり、日常より声をかけ合い、挨拶の習慣が身に付きやすくなります。

思春期など親子のコミュニケーションが取りにくい時期でも、子どもの様子や変化が自然に分かるというメリットがあります。

●キッズスペースのあるプラン
自分の専有スペースにお気に入りのおもちゃを存分に広げて遊んだり、子どもの作品をたくさん展示できるようなキッズスペースを、リビング・ダイニング内の一角またはシームレスに移動できる場所に設けるプランです。

子どもの一番の仕事と言えば「遊ぶこと」でしょう。家族の気配を感じながらも、拘束(監視)されずのびのびと自由に過ごすことで、発想力や能動的な力も育めるのではないかと思います。

「ここは散らかしっぱなしにしてもOK」「突然の来客時には扉を締めるだけ」など、お母さんのストレスは大幅に軽減しますし、子どもはのびのびと過ごせるでしょう。

 

◆収納スペースは多めに計画しよう

リビング・ダイニング中心で子どもが過ごしたり、キッズスペースをつくると、どうしてもモノが増えて散らかりやすくなります。

日常的にすっきりとした空間をキープし、突然の来客でもサッと片付けられるには、リビング・ダイニングまわりには多めに収納スペースを設けることもプラスとなると思います。

ただし、子どものおもちゃや絵本は大きさが様々であったり色もカラフルなことが多いので、きっちりとしまう収納や、見せる収納は意外に難しいと感じている方は多いのではないでしょうか?そこでおすすめな収納スペースは、「扉付きのクロゼット」です。

リビング内に設け、子どもでも出し入れしやすい低めの位置を「おもちゃ専用スペース」とルールにすれば、「自分で出したモノは自分でしまう」という片付けの習慣も自然と身に付いていくでしょう。

 

◆床下収納は、モノが増えていく子育て家族に最適!

またリビング・ダイニング内に段差(スキップ)を設け、高くした床面部分の床下を収納空間として活用する方法などいかがでしょう?

相当な収納スペースが確保できるので、クリスマスや兜、お雛様などの季節もののアイテムや、大きなめおもちゃやアルバムなども無理なく収納できます。

 

◆希望のライフスタイルに合せたプランづくりを!

家族構成やライフスタイルに合わせた自由な間取りがつくれるのは、注文住宅を建てる大きなメリットのひとつと言えます。

このようなことを踏まえ、新しい住まいで子どもとどのような暮らしがしたいのか、またどのような子どもに育ってほしいのかをしっかりイメージして、それらの希望が実現できるようなリビング・ダイニング、そして住まい全体の間取りを検討してみてはいかがでしょうか?

家ニュー編集部所属。住宅業界に携わり10年以上、たくさんのご家族、様々な住宅に触れてきた経験から、家を建てる方が今まさにほしい情報、薀蓄、ライフハックなど、様々な情報をお届けいたします。
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