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施主側からできるコスト削減

施主様側からできるコスト削減「品質もよくて」、「できるだけ割安にあがれば・・・」といった希望をもつのが当たり前だと思います。

しかし限られた予算内ですべてが思い通りに納得のいく住宅を建てるということは、その設計・監理においては、施主様との折衝、協力業者さんとの折衝も含め、針に糸を通す様な絶妙なコントロールとバランス能力が必要とされます。

今回はそういった希望にできるだけ近づく為の、施主様側の発想の転換や、頭の切り替えに役に立つのではないかというものについて書いていこうと思います。

1.余計なものはどんどん捨てていこう!
よく「うちは物が多いので出来るだけたくさん収納がほしい」との希望を耳にします。しかし収納する面積も坪単価にしてみると一畳分のスペースでおよそ25万円~30万円となります。

ご家族の想い出であればまだしも、空箱や通販で買衝動買いした健康器具など、この30万円の空間におそらく保管したことさえ忘れてしまうだろう、二束三文の物が丁重に保管されてしまいます・・・
空間コスト。本当に馬鹿になりません。

2.既存の概念を少し捨てみよう!
昔の住宅は廊下を介して各部屋が並ぶと言ったスタイルが多かったのではないかと思います。しかし考えてみるとこの廊下も非常に贅沢な空間です。廊下だけではありませんが、こう言ったこれまでの概念を捨て、本当に必要な空間での生活を目指すことで工事費が大幅に削減できるのではと思います。

3.知り合いの工務店も良し悪し
「施工は知り合いの工務店(大工さん)にお願いしたい」
「知り合いの業者さんから器具を入れたい」

この様な依頼というのは、どこの設計事務所や工務店でも比較的多くあるものだと思います。

しかし上記の様なケースでは、トラブルの発生率が逆に高く、最終的に割高になってしまいます。

知り合いなのでなんとなくお任せ、お互いに気を使いなんとなく出来てしまい、その責任の所在もなぁなぁで、不満足を感じていても強く言いにくい・・・

日本人のいい所であり、損をしてしまう部分だと思います。

4.競合させて進めている場合、坪単価・金額だけで決めてしまっていいか、今一度考えてみる
注文住宅は製品ではありません。設計・施工監理・協力業者さんのスキル等々、言い出せばきりのないくらい様々な要素が絡み合い住宅は出来上がっていきます。

例えば、同じプラン同じ図面を元に建築を進めても、つくり手によって全く違うテイストに仕上がってしまうのは、こういった理由からなのです。

5.設計事務所、工務店、デザイナーの意気込みを汲んでみる
設計を生業としている人間の多くは、損得勘定よりも職人堅気・プロ意識を強く持った人が多く、特に狭小住宅やローコスト住宅といった難易度の高い建物を手がける場合、逆にその血が騒いでしまう様なタイプの人間が多いのも事実だったります。

「最終的には同じ予算でローコストメーカーよりも、何倍もの満足を得ることができました!」なんてVE的なことも多々あります。(ただ全ての物件に当てはまる訳ではありません、あしからず^^;)

以上5点、今回は書かせていただきました。いくらか設計事務所よりな内容となりましたが、価格だけでは決められないことが住宅建築にはたくさんあるということもご理解していただけたのではと思います。

限られた予算の中で出来るだけ理想に近い住宅を創る為には施工側の人間の力だけではなく、やはり依頼主である施主さんの力があってこそだということではないでしょうか?

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