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家づくり成功者ボイス

初谷 昌彦

収納・片付け・掃除  家づくり成功者ボイス  建築  

【連載】30歳で建てた僕の家づくり:第4回「家を建てる前に考えた7つのイメージ3/7 片付けが苦手だという前提!」

掃除・片付けに関するアンケート
http://www.lifemedia.jp/everyen/entries/37

片付けが得意な人ってどれくらいいるのかな?と思ってネットでアンケートを探してみました。

これを見ると片付けや掃除が得意だという人は20%もいないんですね。
反面、不得意だと感じている人は半数近くにも上るようです。まぁお察しの通り、完全に僕もこの半数に入っています(笑)

今日は僕が家をプランしてもらう時に考えていた「片付け」に対してどう考えたかということについて話していこうと思います。「私は片付けが得意だ!」と自信を持って言える20%の人にはあまり関係のない話かもしれません。

 

片付けというと最初に思いつくのは収納のことだと思います。
最近は「収納率」という言葉をよく聞くようになりました。聞いたことのない人の為に解説しておきますと、家の総床面積に対する収納面積の割合のことです。数値的に言うと収納率は12%以上が理想だと言われています。ウォークインクローゼットや押し入れ、クロークとかの広さを家の全体の広さと照らし合わせて計算するんですね。この数値が低いと片付けがしにくい家だということになります。今住んでいる家でザックリ計算してみるのもいいかもしれません。

家づくりを進める際には、プランしてくれる人があちこちに収納を計画してくれるので、賃貸アパートの時よりもはるかに収納は増えると思います。だからここはプロに任せればある程度は良いのかなと思っています。

右側にキッチンがあります
(右側にキッチンがあります)

 

それよりも、僕が一番気にしたのはキッチンです。僕からすると、こっちの方がもっと大事だと思いました。
僕が訪問させて頂いた多くの家では、80%くらいがカウンターキッチンで、最近はアイランドキッチ ンも増えてきていて、それが10~15%くらいかなと思います。(アイランド型は最近もっと増えているかもしれません)

上記のようなキッチンにするとリビングとキッチンが一体化して、オシャレだしマイホームを検討する奥様としては憧れるし、自分もそうしたいと思っている方も少なくないと思います。

そんな中、僕はリビングとキッチンを分けました。LDKではなく、LDとKに分けたんですね。キッチンは別の部屋にしたのです。

(中はこんな感じで前面は壁、背面に収納)
(中はこんな感じで前面は壁、背面に収納)

 

なぜかというと、理由は片付けです。
キッチンってどうしても生活感が出てしまいます。洗い物をシンクに置いておくことだってあるし、ふきんとかもキッチンで乾かします。毎日奥さんはここで料理するわけですから生ごみだって出ます。掃除や片付けが得意な人には何でもないようなことだとしても、私たちにとって常にピカピカにしておくことは正直難しいと言わざるを得ません。

その場所を、最も人目に付くところに置いておくと、急な来客時どうなるでしょうか?覗き込まれないにしても、カウンターキッチンやアイランドキッチンだと、背面の棚なども見えますから片付けにバタバタしてしまいます。

最初のころはオシャレな感じで棚などを整理していても、なかなかそうはいかなくなってくるのが現実です。さらに、キッチンは前面が壁の方が良いと思いました。おたまとかフライ返しとかを掛けることもできるし、やっぱり洗い物や料理で水や油が飛びますからね。

(キッチン裏の納戸、この右側にあと2列あるのでかなり広いです)
(キッチン裏の納戸、この右側にあと2列あるのでかなり広いです)

 

そんな理由で僕の家は、リビングダイニングとキッチンは分けたのです。(あと補足しておくと、キッチンからもテレビが見えるというのは、危ないかもというのもありました)

また、キッチンの裏側に納戸として大きな収納を設けました。ここはキッチンの背面収納に納まりきらない保存食とかお酒とか掃除道具とか、1階で使ういろいろなものを収納できるようにということで作ったのですが、かなり広いのでとても使い勝手が良いです。

(人が来た時に見るのはこんな感じの風景です。キッチンが見えないのですっきりしています。)
(人が来た時に見るのはこんな感じの風景です。キッチンが見えないのですっきりしています。)

 

家づくりでは憧れを実現することも良いことですが、自分の性格をよく理解した上でプランを考えるべきだと思います。
片付けが得意な人が20%しかいない中で、上級者向け(多分そうだと思う)のカウンターキッチンやアイランドキッチンを選ぶ人が90%以上もいます。もしかしたら、数年後片付けをあきらめてしまった人もいるかもしれません。

自分の短所を補う家づくりというのも考えてみるのはいかがでしょうか。

 

<つづく>

広島県広島市出身。広告代理店勤務を経て、自分の理想の会社をつくるため、2008年㈱ビズ・クリエイションを設立。代表取締役に就任。 集客課金型の住宅資料請求サイトや住宅情報フリーペーパーを運営する一方で、2014年岡山工務店EXPOの企画・事務局を務める。 住宅業界の集客・販促に特化した広告会社として事業を拡大中。
初谷 昌彦