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日本製。人工合成されたクモ糸素材で出来たアウタージャケット「MOON PARKA」

日本製。人工合成されたクモ糸素材で出来たアウタージャケット「MOON PARKA」とうとうクモの糸が服に使われる時代が。

みなさまご存知、世界で最もタフで強靭な繊維として有名なクモの糸を、人工的に合成した素材「QMONOS」を用いたアウタージャケット「MOON PARKA」を、Spiber株式会社がアウトドアブランド「THE NORTH FACE」との共同開発プロトタイプとして発表しました。

そもそもこのQMONOSは​Spiber株式会社にて開発され、鋼鉄の4倍もの強度と伸縮性を併せ持つクモ糸の組成を基に、遺伝子やアミノ酸の配列を変えた合成繊維であり、この度は量産可能な技術も盛り込み開発されました。また、この技術は経済産業省や新エネルギー・産業技術総合開発機構の支援を受けており、国家プロジェクトにも指名選定されております。

QMONOSを用いたMOON PARKAはTHE NORTH FACEの頂上製品である「ANTARCTICA PARKA」をベースに作られたプロトタイプになります。

この製品化に至るまでには多くの試作が繰り返されたようです。しかし、現状においてアウターを始め衣類は安価で、そして多く存在している中、何故苦労して人工のクモの糸を使って開発するのでしょうか。

それには石油の問題があるのです。高価な衣類以外のタグを見ればポリ〇〇やナイロンなどが記載されており、これはすべて材料が石油であります。その素材を人工的ではあるがタンパク質に代えることで石油の枯渇問題に終止符を打てればとのことです。

まだまだ、他の製品や用途への転用が難しいようですが、2016年に市場投入らしいですので、期待して待ちたいと思います。

なお、各地域のTHE NORTH FACE店舗にてこのパーカーは一般公開されております(以下参照)。

価格が気になりますが、1枚は持っておきたい商品ですね。

 

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