侵入犯のうち空き巣がもっとも多い
過去に空き巣の被害に遭ったことがあるという読者の方はいるだろうか。おそらく、ほとんどいないと思われる。
「まさかウチが狙われるわけない」「自分の家だけは大丈夫」と、自分が被害者になることは、夢にも思っていないだろう。だが確実に泥棒は存在している。
いつ自分の家が空き巣の被害に遭うか分からないのだ。
警視庁が公表しているデータを見ると、都内における平成26年の侵入犯の認知件数は6,925件。そのうちもっとも多い被害が空き巣で、2,836件と41%を占めている。そして侵入窃盗の場所別発生状況は、住宅が56.0%を占めており、その内訳は、
・一戸建て住宅 25.4%
・その他の住宅 21.3%
・中高層住宅(4階建て以上) 9.3%
※データはすべて、平成26年警視庁調べ
となっている。このデータによると、侵入手段は次のように分けられている。
・ガラス破り:ガラスを割ったり、こじ破って侵入する手口
・無締り:鍵を掛け忘れた玄関、窓等から侵入する手口
・施錠開け:ドア錠等を様々な特殊工具を使用し開錠して侵入する手口
・ドア錠破り:ドアの隙間をバール等の工具で破壊して侵入する手口
この手段を住宅の種類別に見てみると、、、、